「bug」は英語で「(小さな)虫」を表す単語ですが、「bag」は「かばん」を表す英単語です。
カタカナでは両者ともに「バッグ」と書かれるのでわかりにくいですが、前者はやや口をすぼめて「ブグ」のように、後者は口を横に広げて「ベアグ」のように発音すると上手に言い分けられます。
「bug」の意味
「小さな虫」を表す英単語ですが、場合によっては「害虫」や「ウイルス」のように、人のとって有害なものを表す点で、「insect」などとは異なります。
同氏として使われることもあり、その場合は「~を困らせる」「~をイライラさせる」など、やはり悪い意味合いで使われることが多いです。
「bag」の意味
もともとは「袋」「かばん」「バッグ」のような意味で使われ、ほとんど日本語として用いられています。
こういった意味から転じて、「腫れ」「ふくらみ」もしくは「十八番」などを表す場合もあります。
また、動詞として「~を袋に詰める」と言う意味で用いられる場合もあります。
「bug」と「bag」の用法や用例
「bug」
a flu bag:インフルエンザウイルス
get the SF bug:SFに夢中になる
「bag」
get a new bag:新しいバッグを手に入れる
a shoulder bag:ショルダーバッグ
英語の発音は母音にも注意
英単語の発音では、しばしば、子音の発音の大切さが強調される傾向があります。
thやrの発音などがそれです。
一方で、母音の発音を間違えると、大きなミスコミュニケーションを生じることが少なくありません。
上記の「bug」と「bag」の発音などは一例です。
母音は数自体少ないですから、まずは個々の発音をしっかりマスターしてしまうことが、英語らしい発音への近道になるかもしれません。