「Android Java」は、Android Studioという統合開発環境を利用して開発するAndroidスマホタブレットアプリを開発することができます。
「Java Swing」は、コマンドプロンプトやEclipseなどの統合開発環境を利用して、PCのGUIのアプリを作成することができます。
「Android Java」の意味
「Android Java」は、Android端末のアプリ作成用のJavaライブラリをimportすることによって、コーディングが出来るようになっています。
Activityクラスを継承して、実行直後のイベントonCreate()にメイン処理を記述することになっています。
様々なビュー(Button, ImageView, TextViewなど)が利用できます。
「Java Swing」の意味
「Java Swing」は、開発ツールであるJavaSDKと共に、自動的にコンパイラがインストールされます。
主にjavaxなどをimportすることによって、コーディングが出来るようになっています。
JFrameクラスを継承して、main()関数からメイン処理を実行処理を記述することになります。
様々なコンポーネント(JButton, JLavel, JTextなど)が利用できます。
「Java Swing」と「Android Java」の関係
「Java Swing」は、モバイル端末以外のどのOS(Windows, iOS, Linuxなど)に依存することなく、プログラムを実行させることができます。
「Android Java」は、Android OS搭載のモバイル端末のみに依存して、プログラムを実行させることができます。
どちらもJavaで作成しますが、根本的に違います
Javaなので、配列やクラス、変数の書き方、関数の書き方は、どちらも同じです。
しかし、ライブラリとしてインポートするものが違うのと、コンパイル環境が違うため、モバイル端末と、PC端末で違いが発生しています。
しかし、Java Swingを覚えたら、比較的楽にAndroid Javaを作成できる可能性があります。